寒い冬の夜に、給湯器が突然動かなくならないようにするための、自分でできる対策と点検総まとめ

皆さんこんにちは。

静岡県掛川市を拠点に、水まわりの修理や上下水道配管工事、リフォームを手がけている神谷設備です。


寒い冬の間、フル回転が続く給湯器。でも、もし急に止まってしまったら一大事ですよね!しかし、給湯器も経年によってどんどん劣化していき、いつかは故障してしまいます。突然の給湯器の故障に慌てないためには、事前に対策をしておくことが大切です。


そこで今回は、冬場に大活躍の給湯器のトラブルについて、その症状や対処法などをご紹介します。




■そもそも、給湯器が故障する原因って?


給湯器が故障する原因はさまざまですが、まず初めに疑うべきなのは経年劣化です。給湯器の寿命は、使い始めてから約8〜10年といわれています。しかし、同じ給湯器を10年以上使い続けているご家庭も珍しくありません。10年ほど使い続けて故障が見られる場合は、修理しても再び故障してしまう可能性が高いため、買い替えのタイミングかもしれません。


また、使用想定人数をオーバーして使い続けたり、家庭用の給湯器を業務用として使用したりと、その給湯器の使用方法に適さない使い方をしていると、故障の原因となります。使用方法を守って正しく扱うことが、給湯器の故障を防ぎ、長持ちさせることにつながります。





■故障しやすい箇所と対処法


使用方法が正しくても、台風や大雨などの気象災害や、寒波などの気候条件によって給湯器が故障してしまうことがあります。故障が疑われるときは、まずは給湯器のリモコンを確認しましょう。エラーコードが表示されていると、取扱説明書にそのエラーコードに対応する対処法が記載されているはずです。修理を依頼する場合も、エラーコードをあらかじめ伝えておけばスムーズに対処してくれるでしょう。

ではここで、給湯器で故障しやすい箇所とその対処法についてご紹介いたします。


・お湯が出ない

お湯が出ない場合、本体内部で発生した不具合や凍結、フィルター汚れが原因として挙げられます。本体内部の不具合が懸念されるなら、一度電源をリセットすることで解決できることがあります。凍結が原因なら、自然に解凍されるのを待つか、急いでいる場合は、配管にぬるま湯をかけるといった対処法が有効です。また、フィルター汚れが原因かもしれないときは、フィルター掃除をすることで詰まりが解消されて、お湯が出るケースも見受けられます。



・追い焚きができない

追い焚きができないときは、併せてお湯が出るかどうかも確認してあげましょう。お湯が出る場合は、循環アダプターのフィルターが汚れで詰まっている可能性が考えられるので、フィルター掃除をしてあげると解決できるかもしれません。フィルター掃除をしても解決しない場合は、ポンプに問題がある可能性があり、そのときは修理が必要になります。また、お湯が出ない場合は、電源が入っていないかガスが止まっていることが考えられます。



・配管の水漏れや基盤の故障

配管やパッキンの劣化による水漏れや、給湯器内部の電子基板の故障も、給湯器トラブルの原因の一つです。水漏れや基盤の故障は漏電や感電などの事故につながるため、自分で直そうとせずに必ず専門業者に修理を依頼しましょう。修理で解決することもありますが、症状によっては交換が必要になるケースもあります。





■トラブルの前兆を見極めるチェック方法


突然給湯器が故障したとなると、日々の生活に支障が出てしまいます。給湯器のトラブルの対処法として、その前兆を事前に見極めておくことが大切です。ここでは、給湯器のトラブルの前兆を見極めるチェック方法をご紹介します。


・給湯器から異音がする

給湯器から出る音は、正常に運転しているかどうかを見極めるための参考になります。低く唸るような音やピーという音が聞こえてくる場合、空気とガスのバランスがうまく保たれていなかったり、ファンモーターに何らかの不具合が発生していたりといった可能性があります。小さい爆発音のような音が聞こえるときは、ガスが不完全燃焼を起こしているかもしれません。普段から給湯器から出る音をチェックし、異音がしないかどうか確認しておきましょう。



・お風呂のお湯がぬるい

給湯器が動いているのにぬるいお湯しか出ない場合も、故障の前兆かもしれません。原因となるのは経年劣化による寿命や、給湯器内の不具合です。リモコンにエラー表示がされている場合は、取扱説明書で対処法を確認してみましょう。


・排気口が黒くすすけている

排水口が黒くすすけている場合、不完全燃焼が発生している可能性が高いです。また、黒煙が伴っていることもあるので、近隣の方の迷惑にならないよう、早めに業者に点検を依頼しましょう。


・給湯温度が安定しない

古い型の給湯器で見られる「冷水サンドイッチ現象」が発生している可能性があります。これは故障ではなく、給湯器に残っている水が排出されることが原因なので、しばらくお湯を出し続けることで解決します。ただし、比較的新しいモデルの給湯器では解消されています。新しいもので同じ症状が見られる場合は、センサーの寿命などが考えられますので、業者に早めに点検を依頼しておきましょう。





■まとめ


給湯器は、メーカーによって、耐用年数を10年としていることが多いです。8年を超えたら、ちょっと具合を気にして、症状をチェックしてみましょう。


私たち神谷設備は、給湯器をはじめ水回りのトラブルのご相談を承っております。「給湯器の状態が気になる」「故障の症状が見られる」などございましたら、突然の故障が起きる前に、水まわりの専門家でもある神谷設備まで、お気軽にご相談ください!


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