水まわりリフォームは地元業者に依頼するのがおすすめ

水まわり設備が古びたり壊れてしまったりした場合、リフォームをしなければいけません。ではどのような業者を選べばよいのでしょうか。リフォームの質は業者によって大きく変わります。施工会社は慎重に選びましょう。


今回は水まわりのリフォームを依頼する際に、業者を選ぶポイントについてご紹介します。




■「安い」や「速い」だけで業者を選んではいけません


リフォーム工事を依頼する際は、今やインターネットを用いて業者を探すのが一般的でしょう。検索したらトップには大手業者の名前が出てくると思います。「激安」や「格安」などの文字があるでしょう。


水まわりリフォームの費用を抑えたいのは確かです。しかしなぜ同じリフォーム工事なのに、値段に差が出るのでしょうか。そこには大手業者のからくりがあります。




■大手業者やホームセンターにリフォームを依頼しないほうがよい理由


「安い」や「速い」などの言葉はお客様にとって魅力的です。しかしそれらの情報だけで依頼してしまうと、仕上がりの質が下がってしまうことがあります。安易に大手やホームセンターに依頼してはいけない理由をご紹介します。



1.ビックネームの業者には十分ご注意を!


大手業者をはじめとした知名度が高いリフォーム業者は、相談後すぐに対応ができると「スピード」をPRしています。相談をすればすぐに業者が駆けつけてくれるのはたしかです。


その理由は全国各地で下請けの施工会社とつながっているから。場合によっては孫請け会社が施工を市にやってくる場合があります。電話口で相談をしたのは大手でも施工をするのは違う会社なのです。つまりお客様の要望は間接的に施工会社に届いていることになります。


大手会社のクッションを挟むことで情報がねじ曲がってしまう場合もある。結果、理想とは大きくかけ離れた仕上がりになるケースもあります。

またその後、トラブルが起きた際は大手業者を仲介して別の下請け・孫請け会社に連絡がいく可能性もあります。すると正しく修正工事ができません。


ただし迅速な対応をしてくれるのは大手業者の長所でしょう。ただし、1社で済むところを2、3社が絡んでいるのでその分コストが掛かってしまう場合もあります。



2.ホームセンターなどの、格安水まわりリフォームにも要注意


最近ではホームセンターが水まわりのリフォームを承るケースもあります。「格安」や「最安」と銘打って活動をしていることが多い印象です。実際にホームセンターの水まわりリフォームを体験した知り合いに話を聞いたところ、かなり安かったとのことでした。


しかし大型ホームセンターも施工を下請けに任せています。中間マージンが掛かっているのに、なぜ安く施工できるのか。それは、通常の施工では使わない安い材料で済ませているからです。また設備の質を落とすことでもコストカットを図っています。


結果的に価格は抑えられますが、仕上がりの質は落ちます。故障するリスクも高まるでしょう。「安い施工」には必ず理由があるのです。




■水まわりのリフォームは大手よりも地元業者に依頼しましょう


キッチンやバスルーム、トイレなどの水まわり設備は毎日利用します。だからこそ信頼できる業者に依頼することが絶対条件です。ただ安いだけで大手業者やホームセンターに依頼をしてはいけません。


おすすめしたいのは地元で長年営業しているリフォーム会社です。地域に密着しているので、依頼するとすぐに訪問してくれますし、直接打ち合わせができるので、質の高い仕上がりを見せてくれます。


またできれば地元で長年事業を続けている老舗に依頼するといいでしょう。

長年、同じ場所で施工することで、風土をはじめとした地域特有の問題を熟知しているでしょうし、対策も整備しているはずです。


水まわりリフォームは安くても高くてもいけません。

適正価格で施工してくれる地場の企業に連絡するようにしましょう。